こだわりの味
ミツワ醤油は明治23年に創業して以来、地元の味を守り続けています。
また、伝統を頑固に守りながら、お客様が求める新しい味も常に追求してまいります。
是非一度、当社の「こだわりの味」をお試しくださいませ。
伝統の味を守りながら今日まで
醤油の製造に励んでおります。
当ミツワ醤油では、お客様のニーズに合わせた商品を日々研究、開発しています。地元の味を大切にした、旨味と甘味が特徴の九州醤油だけではなく本醸造福岡県産丸大豆醤油や、地元の小学校・中学校の給食にも使用されている本醸造特級の濃口醤油やうす口醤油など、安心・安全で美味しい醤油を作っています。
1963年に「しょうゆの日本農林規格(JAS)」が制定され、同年に当社もJAS認定工場となってから今日まで、醤油の品質を保証する格付検査に合格した醤油を、JAS製品として販売し続けております。 また、一般的な濃口醤油の塩分濃度は17.5%といわれる中、福寿・さしみ・ふじは12%まで塩分をぐっと抑えており、それでいて醤油としての旨味やコクが深く、地元のお客様にも永く愛されるミツワ醤油の「こだわりの味」となっております。さらに、日頃お忙しい方が多くいらっしゃる中で、簡 単でも美味しくご飯ができるお手伝いができるよう、”おかずの味方”シリーズを開発中です。皆様の食卓に笑顔が溢れ、また家族の団欒、温かい時間となれば幸いに存じます。
長年愛されている伝統の味を守りつつ”健康は笑顔溢れる食事から”という言葉を胸に、今後も醤油作りに励んで参ろうと思います。是非、ミツワ醤油のこだわりの味をご賞味ください。
料理を引き立てる3つの要素
しょうゆは色・味・香り、3 つの要素から成り立つ調味料です。主原料である大豆のたんぱく質と小麦のでんぷんが発酵・熟成し、さまざまな味の成分、色や香りの成分に生まれ変わります。しょうゆの色・味・香り。繊細で複雑なその魅力が、和風・洋風・中華とさまざまな料理のおいしさをひきたてます。
色...食欲をそそる美しい色
こいくちしょうゆは、透明感のある鮮やかな赤橙色、素材に食欲をそそる美しい色をつけます。うすくちしょうゆは黄色みを含んだ淡い赤橙色、素材の色合いを大切に生かします。
味...五原味が出す奥深い味
- <甘味>
しょうゆの甘味は、小麦のでんぷんが醸造中にブドウ糖に変化して生まれます。全体の味をやわらかく、丸みを持たせる働きがあります。口に含むと、舌の先にこの甘味をほのかに感じます。
- <酸味>
しょうゆの酸味は、乳酸菌の働きによってブドウ糖が変化して生まれます。こうして造られた有機酸類は、塩味を和らげ、味をひきしめる働きをしています。
- <塩味>
しょうゆの塩分は、こいくちしょうゆで15~17%にもあたりますが、それほど塩辛く感じないのは、その他の成分が塩味を和らげ、深みのある味をつくりだしているからです。
- <苦味>
苦味成分もしょうゆの中には数種類含まれています。苦味を直接感じることはありませんが、「コク」を与える隠し味的存在として、しょうゆの味をすっきりとひきしめています。
- <うま味>
しょうゆのうま味は、大豆と小麦に含まれるたんぱく質が、麹菌の酵素で分解され、約20種類のアミノ酸に変化して生まれます。中でもグルタミン酸は、しょうゆのうま味の主役です。
香...香りの成分は約300種類
しょうゆの香りは非常に複雑で、麹菌、酵母、乳酸菌などの微生物の働きによって生まれます。本醸造しょうゆに含まれる香りの成分は、りんごやバラやバニラなど、現在発見されているものだけでも約300種類。特定の香りが目立ちすぎることなく、全体に調和してしょうゆの独特な香りをつくりだしています。魚介類や肉類の生臭さを消すスパイスの働きを持ち、加熱すると芳ばしい香りが生まれます。
醤油の原料
調味料としてのしょうゆの魅力は、なんといっても色・味・香り。味は主に大豆のたんぱく質から、香りは小麦のでんぷんから、それぞれ微生物の働きにより生まれます。すべての原材料が互いに作用し合い、じっくり時間をかけて発酵・熟成し、しょうゆが誕生します。
大豆・脱脂加工大豆 大豆の主成分であるたんぱく質が、麹菌のたんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)により分解され、しょうゆの旨味成分であるアミノ酸を生みます。脱脂加工大豆とは、しょうゆ製造上必要なたんぱく質を残し、あまり必要のない脂肪分をあらかじめ取り除いたものです。
小麦 小麦の主成分であるでんぷんが麹菌の酵素(アミラーゼ)の働きでブドウ糖に変わり、甘味とコクを生み出します。さらにブドウ糖が乳酸菌により乳酸や酢酸などの有機酸に変化し、塩辛さをやわらげ、しょうゆの味をひきしめます。ブドウ糖の一部は酵母の働きでアルコールに変わり、香りを高める働きをします。
食塩 食塩は仕込みの段階で水に溶かして加えられ、塩味のもととなります。
醤油の作り方(本醸造方式)
しょうゆの伝統的な製造方法です。蒸した大豆(脱脂加工大豆)と炒った小麦をほぼ等量混合し、種麹を加えて「麹(こうじ)」を造ります。 これを食塩水と一緒にタンクに仕込んで「諸味(もろみ)」を造り、攪拌を重ねながら約6~8ヶ月ねかせます。麹菌や酵母、乳酸菌などが働いて分解・発酵が進み、さらに熟成されてしょうゆ特有の色・味・香りが生まれます。
会社案内
会社名 | ミツワ醤油 刀根醤油醸造元 |
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創業 | 1890年(明治23年) |
代表 | 刀根哲也 |
住所 | 〒806-0055 福岡県北九州市八幡西区幸神1-9-5 |
TEL | 093-621-0857 |
FAX | 093-621-0863 |